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1:WORK CAP

  • 執筆者の写真: tatamize78
    tatamize78
  • 3月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月23日



被るだけで その日が少し特別になります。


WORK CAPが生まれたのは2011年。TATAMIZEがまだ工場生産だった時代です。

一見して、あまり見覚えのある形の帽子ではないと思います。ですが、最初からそれを狙ってデザインしたのではありません。むしろイメージされるファッションとしての洋服の「デザイン」とは、全く異なる角度から生まれた帽子です。


私はワークウエアが好きです。特に古いもの。ヨーロッパもアメリカも、30~60年代頃のワークウエアが好きで、自身もよく着ていました。ワークウエアの魅力は何でしょうか?それは、明らかにファッション目線で作られたものではないところにあると感じています。


ワークウエアは合理的でなければなりません。大量に生産されるものですから、一つでも多くの手間を省かなくてはなりません。そして、機能的であり、丈夫であり、洗えて、サイズ感がある程度アバウトで 様々な人間が着られるフィット感である


つまり、まったくファッションとは別の目的の服なのです。


ワークウエアのもつ独特なディティールや素材、シルエットをファッションとしての目線で着た時の 何とも狙いのない不思議なバランス。これが僕が思うワークウエアの魅力です。


多くのデザイナーが、ビンテージのワークウエアからディティールをサンプリングしたり、そのものを再現やモディファイトしたりしています。それを否定しませんが、私が作るなら私が感じる「ワークウエアの良さ」を再現したいのです。


このワークキャップは、4枚のパーツで成り立っています。つまり通常のキャップよりも少ないパーツで出来上がっています。それは勿論 合理的に沢山作られるための仕様です。

ツバに芯が入っていなくて、丸めてポケットにも入れられる。洗いやすく乾きやすい。様々な人がかぶれるような アバウトなサイズ感。

そういった目線。ワークウエアを作る目線で生まれた帽子です。


ですから、独特であり 何とも狙いのない不思議なバランスなのです。


ただ一つ ワークウエアをと違うところは、量産品ではなく 当時から現在まで一貫して一人の人間が制作してい部分です。

これが、更に独特のニュアンスを生み出していると思います。


現在では ありがたいことに沢山の皆様に愛され、特に手を使い生業をされている皆様からの指示が熱く、名前の通りのWORK CAPとなりました。


シリーズとして1~4まであり、それぞれに上記のようなプロセスで生まれたワークキャップです。

「TATAMIZEらしいは?」と聞かれたら、私は迷わず「WORK CAPです」と答えます。


更に深堀りの音声はこちら→STORYの深堀り1:WORK CAP|VOICE












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