STORY :4 SMOCK
- tatamize78
- 4月3日
- 読了時間: 2分

作業着から生まれた服が、なぜ今も美しいのか
TATAMIZEでは2017年あたりからスモックを製作しています。
今現在はハーフジップのスモックを定番として製作しています。
「スモック」といっても、一つの形をさすのではないのです。
作業や労働をする上で 上着の上から被る作業着の事をスモックと言います。
幼稚園児がお絵描きの時に着るやつもスモック。
昔のフランスの漁師が着ているのも、農夫が着ているのもスモック
スモックに共通するのは、直線的なパターンだという事です。
前後の違いがほとんどなく、四角い布を縫い合わせたような、折り紙のやっこさんのような
そんな形が共通しています。
理由は勿論、生地を無駄なく使い、合理的な縫製で機能をはたすため。です。
TATAMIZEのスモックも同様に前後が同じで直線的で四角に近いパターンです。
こういった、ある意味 決まったデザインの物をわざわざブランドで提案する場合、TATAMIZEではやはりバランスを提案します。
それは、ポケットの大きさや袖丈などにも言えますが、一番のポイントは襟の開きです。
TATAMIZEのスモックの首回りは 極端に狭いです。ですから、ZIPを一番上まで閉めて着ることは難しく よほど細い人でないと 閉めて着ることはできても、快適には過ごせません。
何故、わざわざ首回りを狭くするのか? それは襟の自然な開きの為です。
首回りが狭いことで、必然的に襟元が開き、更に後ろ側に引っ張られるように開きます。
そのバランスが、非常に異国のワークウエア的であり わざとらしくなくとても良いのです。肩が抜けていないのですが、抜けているようなバランスで着られる。
そして、誇張したオーバーサイズではないのもポイントです。
ジャケットでもなくスウェットでもない。スモックだからこそ生まれるニュアンスがあります。個人的にはアウターを着ない季節なら全て、夏もスモックをお勧めしたいです。
それくらいシンプルでありながら独特で 尚且つ取り入れやすいアイテム。
やはり、ファッションを目的としていない道具だからこそ、服を着る本来の強さを感じるスモック。
このバランスを是非お楽しみいただきたいです。



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