entwineという合同展示会に5年連続で参加しています。
スタッフとしてかかわっている展示会です。5年目というか5回目というか とにかく5年間で5回やっている。
有機的という言葉を使う人がいる。有機的。
なんとなく、理解出来るような気がする言葉。有機的。
うまい具合に自然に円の中で回っている感じがする。
entwineは畑が耕されてきたと思う。
植物が根を張り、微生物が生まれ、それを食べるミミズが土をどんどんやわらかくする。葉を食べる虫とその糞で土が豊かになって、枯葉は土になったり団子虫が食べて・・・1種類の植物だけではなく、多種多様な植物が自然と生えることで、病気にも強く、過剰に何かが増えすぎることもなく、非常に歪に成長しながらも、圧倒的な円を描くと思う。
点が線で繋がって、歪な面になって、繰り返すことで限りなく円に近くなると思う。
土が大事だ。まるで土を豊かにするためにあるようだ。まつわる物は全てとても必要だ。
POP UP
「あいてる土地を貸しますから、何か面白いことして弊社にお金を落としてください」ではなんともかなわない。
植えては引っこ抜いてを繰り返すから、何の根も付いていない。
その土はカチカチで何も育たない。水はけが悪く、根を持たないイシクラゲが気持ち悪く増え続けるだけだ。まず、「耕さないといけないと思っています!」から入って行かないと、そこで何かをやる人の人脈とか力以上の化学反応はまず生まれない。「やった」「売れた/売れない」以上の何かが見えない。
来月barnshelfで帽子を中心とした「HATS」をやっていただく。
TATAMIZEをやって16年目。こうやっていまだに「何か生まれそうな気がする」と思える縁に恵まれていることは、とても感謝だ。
耕された畑だ。
何より何より、僕は小前さんをリスペクトしているから、何か返そうというワクワクが生まれる。
これはイベントだ!
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